TTGK48
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 白い壁、ピンクのカーテン。
 ベッドには、うつぶせに寝そべる少女と、少女が開いた瞬間閉じた本。
 一週間前に彼女のところへやってきた分厚い本。

「あー。もう頭パンクしそうだよぅ。なにこの本、最初の一行目から意味不明なんですけど」

 ヒロコは自分の部屋のベッドの上から立ち上がりながら、そんなことを言った。そして部屋をうろうろし出し、一人でなにやら喋りはじめた。

「あっ、まずは挨拶しなきゃね。どうもこんにちはっ、あたしはTTGK48っていうアイドルグループの一員になることを目指している可愛い女子高校生。名前はかなり普通で、ヒロコっていいまーす。え、TTGKって何の略かって? それは「TeTuGaKu」の略に決まってるでしょ君。ふっ勉強が足りないわねっ!」

 と。

 プロデューサー直々にヒロコに指導した自己紹介だった。
 最後の一行がキメ台詞。

「うーん、でも何かあたしの中で、なじまないのよね。このキメ台詞。そもそも本当に哲学っていう勉強してる人が『ふっ勉強が足りないわね』なんて言うのかな。もうちょっと違うの考えた方がいいと思うな。何より、あたしが「勉強が足りないわね」なんて言えるほど勉強できないっていうか、成績ヤバイっていうか……。なんかマネージャーの話では、プロデューサーが、『可愛い女の子が議論する萌え』を表現したいとかわけわかめなこと言ったらしいんだけど、もう何が何だか。あとTTGKって略し方語呂悪くないかな。てか哲学って何。さっぱりなんだけども」

 アイドルを目指すことは、本当に大変なことなんだな、とヒロコは痛感していた。というのも、「TTGK48に入りたいのなら、この分厚くて難しい本読んどけ」と、プロデューサーに言われたからだ。ヒロコは無理難題を押し付けるプロデューサーはおかしいと思った。

「ふっ勉強が足りないわねっ!」

 それでもヒロコは唐突にドアに向かってビシッとそう言った。
 しかし、ただ夜の静かな空気が返ってきただけで、ヒロコは虚しいような寂しいような気分に襲われた。

 もう一度分厚くて難しい本を手に取って、開いてみる。

「――あぁ、やっぱだめだこれ」

 瞬間、閉じた。即、置いた。
 もう放置することにした。

 とはいえ、TTGK48入りを果たすには、この本を一回読むくらいはしなくてはならないと思っていたし、どうしてもライバルに差をつけられるわけにはいかないとも思っていた。

 ヒロコにはライバルが居た。
 名をスミコといって、ヒロコ同様にTTGK48入りを目指している女の子。同い年で同じ事務所であった。

「てか、哲学って何?」
 ヒロコは呟いた。そして床にストンと座って携帯を手に取る。

 そして、思いつく中で最も頭の良い人に掛けることにした。頭の良い学級委員長ならば、哲学が何なのか知っているのではないかと思ったのだ。
 携帯の電話帳から学級委員長の名前を探し、電話してみる。
 ぷるるるる、とおなじみの電話の音がして、通話する音がした。
「哲学って何?」
 ヒロコはいきなり訊いた。
《はい? 唐突に何?》
「委員長、哲学って何ですか?」
 もう一度訊ねる。すると委員長は早口で言った。
《哲学って言っても色々あるけど、うーん、私にとっては問題を提起することとか対話とかが哲学だと思うんだけど、でも別の人に言わせれば境界を見つけるのが哲学だっていう意見もあって、その両方正解で、何て言ったらいいのかな。状況によってちがったりで勉強が足りない私には何ていうか、難しいけど、でも、「分ける」のも「包む」のも両方とも哲学かなって思う。それと「そぎ落とす」のも「くっつけてく」のも両方とも哲学だと思う。ただ、一つ確実に言えるのは、他者がいないと哲学はできない。あと、私個人の見解を述べていいなら、疑うことから何かを学ぼうとする姿勢は哲学的に重要だと思うわ。それで真実に近づけるのなら素晴らしいこと。でも、って、さっきから「でも」ばっかりでごめんね。私もうまく整理できなくて。で、えっと、話に戻るけど真実ってそんなに重要かしら。それに疑学の先にはまた疑われるものしか生み出せない。でもそれは深化であってほしい。いつかたどり着く終点があればいいけど、物事には終点はない。もしかしてあるのかもしれないけど、でもでも、それは停滞になるから終点を作ってはいけないんじゃないかって。つまり一つの可能性の、その集合体が進化の可能性なわけで、だからたくさんの哲学者が人を進化させてきたわけで、その哲学という根幹があるからこそ科学が発達したんじゃないかって私は思ってる部分があって。でも、何で二種類の一見矛盾した哲学が存在するのかっていう問題に関しては、宗教が深く関わってると思うの。つまり一神教と多神教の土壌の違いっていうのかな。ああいうの。やっぱり、原典に目を通すのも大事なんだけど、もっと大事なのは解釈なんだって再認識させられ――》

 ピッ。
 ヒロコは静かに電話を切った。

 委員長の話はさっぱりだった。左の耳から入って右の耳から抜けていっただけで、何も頭に残らず、うっかり変なスイッチ押してしまったと思って肩をすくめるしかなかった。

「それにしても、どうすればいいんだろ。もうオーディションは明日なのに、こんな調子でTTGK48に入れるのかなぁ」

 どうすればいいのか、と少し考え、すぐに思い当たる。
「ここはひとつ、ライバルのスミコに訊いてみようじゃないか。哲学ってのが何なのかを」
 ヒロコはTTGK48を目指すライバルのスミコの名前を携帯の電話帳から探し、電話してみる。
 ぷるるるる、ぷるるるるとおなじみの電話の音がして、通話する音がした。
《もしもし! 何!?》
 いきなり怒ってた。
「あ、こんばんは。どう、調子は?」
《イライラするぅ!》
「哲学って、何だと思う?」
《知るか! てかこっちが訊きたいわ! TTGK48って何なんだ、おらぁ!》
 そして電話を一方的に切られた。取り付く島もなかった。

「こうなれば、マネージャーに訊くか」

 そしてヒロコはマネージャーに電話を掛けた。
 ぷるっ、という音がした瞬間に通話した。
《ちょうどよかったよ、ヒロコちゃん》
「へ? ちょうどいいって何がです?」
《実はヒロコちゃんに渡した本が間違ってたらしいんだよ。プロデューサーに怒られ――じゃなくて言われてボクも慌てちゃってさ。ついさっきポストに指令書を入れておいたから、それ読んでおいて》
 前夜にそれはないんじゃないかと思った。
《今までの本は今回のヒロコちゃんのオーディションには関係ないらしいから忘れて》
 ヒロコが一週間にらめっこして分厚い本の表紙の装丁にある花の柄の配置を暗記したのは一体何のためだったのだろう。
《新しく渡した指令書に書かれてる人になり切ることができれば、ヒロコちゃんの合格は間違いないから。あとあのキメ台詞もボツになったから。というわけで、ボクは忙しいから。明日、オーディション頑張ってね》
「あ、はい」
 ヒロコは言った。
 そして、電話が切れて、ヒロコは携帯をポケットにしまった。

「指令書に書かれてる人になり切る? 演技しろってこと? うーん、何が何だか。てか、あのキメ台詞ボツって、この一週間練習したあたしは一体……」

 少し、落ち込んだ。

 しかし、落ち込んでばかりもいられない。オーディションはもう明日。一刻の猶予もないのだ。
 頑張れ、ヒロコ。負けるな、ヒロコ!

 ヒロコは雄雄しくも立ち上がった。そして扉を開き、階段を下りて、玄関でサンダルを履き、郵便受けへと走った。
 そしてそこに入っていた一つの封筒を手に取り、開封する。
 がさがさと中に入っていた三つ折りにされた紙を開くと、そこには、

『墨子になるべし』

 と縦書きの大きな字で書かれていて、墨子という漢字の横には『ぼくし』とルビが振られていた。
 墨子って、誰だよ、とヒロコは思った。

 ちなみに墨子とは、墨家思想の中心人物であり、「平等平等! 博愛博愛! 非戦非戦!」と声高に叫びつつ弱きものを侵略者から守るために防衛戦争に奔走した守備のスペシャリストである。

 しかし、ヒロコと墨子という文字列は初対面。その漢字を見ても何のイメージも湧かない。
 どうすればいいのか、と途方に暮れていた時、不意に着信。
 ぷるるるるとおなじみの音が響き、ヒロコは通話ボタンを押した。

「はいもしもし」
《もしもーし》
 この声は、ヒロコと同じ事務所の同期で、TTGK48入りを狙っているライバル、スミコ。ついさっきヒロコが電話したライバルの女の子である。
《ヒロコ? あんた聞いた?》
「へ? 何を?」
 何のことだかわからず訊き返す。
《マネージャーから渡された、何つーの、課題? あれ》
「あー、なんか、間違ってたとかで、マネージャーが置いてった指令書……」
《そう、それ。オーディション前日だってのにマネージャーがポストに投函してったとか事後報告ふざけんな殴りたい。あいつミスって顔あわせづらいから逃げやがったんだシメてやるからなこんちくしょう》
「とりあえず落ち着いて。ヤンキーみたいになってるよ」
《あらぁ、ごめんあそばせ》
 急に声が高くなった。まぁ、彼女はそういう猫かぶり系の少女なのだ。
《ヒロコの方の課題は何? 何になり切れって言われた?》
 声を落ち着けたスミコが再び訊ね、
「ぼくし」
 ヒロコはそう返した。
《牧師……?》
 しかしスミコの頭に思い浮かんだのは、墨子ではなかった。そして、簡単そうな課題だと思って少し腹が立った。
「そっちは? スミコの課題は、何て?」
《こっち? こっちは『孔子になれ』とかいうわけわかんないの渡されて、どうしろってのって話だよ》
「へ、子牛になり切るの? それは比較的簡単そうだね」
 しかしヒロコの頭に思い浮かんだのは孔子ではなかった。

 ちなみに孔子とは、古代中国の神である。人間の内面に存在する愛を強制することと、礼という形式的な規範を強制することで理想の社会を実現しようとした、特にメシの食い方にうるさい神である。

 そしてスミコは少し考え、こう言った。
《ねね、ヒロコ。そんなこと言うんならさ、課題、交換しない?》
 と。
「交換? あたしの『ぼくし』と、スミコの『こうし』を交換するってこと?」
《イエース。ソウデース》
「え、なんで、カタコトなのよ」
《とにかく決まりね。それじゃ、そういうことで!》
「あ、うん。また明日。お互い頑張ろうね」
 そして通話が終了した。
 こうして、課題は交換された。

 ヒロコは呟く。
「子牛かぁ」

 スミコは呟く。
「牧師か」

 二人はそれぞれ練習を開始することにした。


 ――――


 翌日。
 TTGK48のオーディションが県内某所にて開催されていた。

「それでは、ヒロコくん、スミコくん。課題をどのように消化したのか、見せてもらおうか」
 プロデューサーがそう言って、
「「はい!」」
 二人は揃った返事をした。
 そして、
 ヒロコは地面に横向きにぱたりと倒れた。
「え? だ、大丈夫か、ヒロコくん」
 面接官の一人が心配したが、ヒロコは大丈夫だった。確かに昨日は夜通し練習をしていて眠っていなかったが、体調が悪くなって倒れたわけではない。むしろ練習の成果を見せようというのだ。
「モー」
 ヒロコが牛の鳴きまねをした。そして四つんばいスタイルで立ち上がろうとしたが、瞬間、べちゃっと崩れ落ちた。
「モ、モモゥ……」
 苦しそうに呟く。しかしまた立ち上がろうとした。だが、立ち上がりかけたところでまたしても膝がカクンと折れて崩れ落ちた。
「モォウ……」
 寂しそうに呟く。しかし何度でも立ち上がろうとする。
 これこそがヒロコ渾身の芸。『生まれたての子牛』である。
 大人たちは呆然と見守るしかない。
 スミコは、はっとした。
 このままでは、ヒロコの独壇場になってしまう。それはライバルとして許せるわけがない。
 スミコは大きく息を吸った。
「病メルトキーモ、健ヤカナルトキーモ、アナターは、ショウガーイ、カレーを愛スルコトを、誓イマスーカ」
 ヒロコに向かってそう言った。牧師といえば結婚式、みたいなことをイメージしたらしい。スミコ的には、『カレ』ではなく『カレー』にしているところがポイントであるようだ。遊び心を忘れてはいけないと思ったに違いない。
「モー」
 ヒロコは答えた。そしてまた立ち上がる寸前に崩れ落ちた。
「カレーを、愛スルコトを、誓イマスーカ」
 そしてスミコの牧師芸は、これだけだった。
 スミコは思った。このままでは間がもたない。ヒロコの子牛芸、そのクライマックスのためのつなぎになってしまう。と。そんな、予感。
「カレーを……カレーを愛スルコトを、誓イマスーカ」
 焦るスミコ。
 そして、七度目の挑戦で、子牛を演じているヒロコがその四本の手足で雄雄しくも立ち上がった!
「モー! ビーフカレーはやめてモー!」
「オー、ゴメンナサーイ」
 そして二人は襲っていた沈黙にようやく気付いて、大人たちの方を見た。
「ど、どう……ですか?」
 ヒロコは言った。
「ダメ……ですかね」
 とスミコ。
 二人、汗をかきながら結果を待った。
 大人たちはプロデューサーの顔を見て頷いた。すると、それを見たプロデューサーは座ったままの姿勢で、こう言った。
「これはこれで良かった、ふたりとも補欠」
 二人は、補欠として合格した。


『TTGK48』
 それは、全国各地から集結した、古今東西さまざまな哲学を修めた少女たちの集団。
 まだ、48人もの人数はいない。
 ヒロコとスミコは無事に補欠を卒業し、メンバー入りを果たすことができるのだろうか。
 まずは、オーディションにトップ合格したソクラ・テス子さんの付き人からのスタート。
 さぁ、本当の戦いはこれからだ!
クロードニュウスキー 
http://mousoushousetugunnhakoniwa.web.fc2.com/
2010年11月14日(日)07時54分 公開
■この作品の著作権はクロードニュウスキーさんにあります。無断転載は禁止です。

■作者からのメッセージ
テレビにAKB48が映ってたので、思いつきでやった。後悔は少ししている。なんだこれ。
ちなみに、私はアイドルとかサッパリです。

◆11/16 作者メッセージを編集したよ
◆11/16 とても大幅に修正したよ


この作品の感想をお寄せください。

2010年11月27日(土)15時11分 クロードニュウスキー  作者レス
牛髑髏タウンさま、はじめまして!
感想ありがとうございます。さっそくレスさせていただきます。

>いっそ孔子と墨子だけでなく全員分、小ネタのオンパレード、みたいな感じだったら面白いかも
それ面白そうですね。やってみたいです。けど、今のところ私の勉強が足りないので、書く予定はないっす。いつかやりたいと思います。一応次話の構想だけあって、次回予告だけは作ってあるんですけどね。で、えっと、話がズレました。全員分の小ネタは、それをやるには、結構な量勉強しないといけないと思いますし、西洋哲学に至っては私はサッパリ知識ナシですので、「誰か助けてください!」ってなります絶対、まず間違いなく。
いやぁ、むしろ、大勢を扱わないで孔子と墨子だけ(ソクラテスも名前だけは出てますが)しか出ていないこのお話は、タイトルと合わなくて羊頭狗肉になってるような気もしてますが、今はこれくらいしかできないのでご容赦ください。

>孔子と墨子の一言説明がいかしてる
ほめてもらえて嬉しいです。でも、フィクション……というか、一つの解釈に過ぎないので、本当にそうなのかというのはご自分で調べることをオススメしますっ。いやまぁ、言わずもがなだと思いますが、念のため。
あと、もしもやるんならいっそ48という数にはこだわらないで行きたいと思ってます。

大いに参考にさせていただきます。
感想ありがとうございました!

pass
2010年11月27日(土)12時44分 牛髑髏タウン DN9w0wBvqc +10点
タイトルに思わず興味をひかれて、拝読させていただきました。
読んでみて、ああ48ってそういうことかなるほど、と……。

細かい点はおいといて、一つ思ったのは、いっそ孔子と墨子だけでなく全員分、小ネタのオンパレード、みたいな感じだったら面白いかも、と思いました。
勝手なこと言っておいて特にアイデアは無いので恐縮ですが、孔子と墨子の一言説明がいかしてると思いましたので。そういうのたくさんやったらいいなぁ、と。(さすがに48人全部やるのは多すぎかもしれませんが(笑))

90

pass
2010年11月18日(木)18時32分 クロードニュウスキー  作者レス
〓〓〓さま、こんにちは。感想ありがとうございます。

>改稿前のが普通に面白かったです.良い感想文を思いつかなくて書きこんでいなかっただけ…
って、ちょっ……書き込んでくださいよっ。ひとことでもいいっすから。
でも、私としては改稿後の方が好きなんですが、どうしましょう……。
私の女性一人称は基本的に不評だっていうのも手伝って、不安になってバッサリ改稿してしまいました。
またここでも心の弱さが! 申し訳ないです。
参考にさせていただきます。

なんか宣伝っぽくなるのでアレなんですけど、改稿前のものは、近いうちに『小説家になろう』あたりに置こうかなと思います。

pass
2010年11月18日(木)18時14分 クロードニュウスキー  作者レス
R.マリモフさま、感想ありがとうございます!
さっそくレスさせていただきます。

ちょっと、かなり長文になりますけど、個人的な話が多いのでちゃんと読んでくれなくて結構です。
なので、先に言っておきます。
本当にありがとうございました。

で、今はもう大丈夫だと自分では思ってるんですが、私はここ数日、かなり色々と迷走してました。なので、バッサリはっきり言って頂いて大変感謝しております。

このお話は、自己満足的な要素がかなり強くて、ここに出した後かなり後悔してしまったんですよ。徹夜の勢いのままに推敲もせずに出してしまって、後で付け焼刃の大幅修正をしてみたのですが、なかなかキャラが動いてくれず。なんといいますか、わかりにくい喩えなんですが、軌道に乗ってくれませんでした。なんというか、根本的な問題として、私のこの数日間の企画への向き合い方に少々問題があったのかな、と思います。とにかく文章に全く心が入らなかったっていうんでしょうか。まぁ、そんな感じです。

色々と申し訳なく思いつつ、削除しようかと思ったのですが、出したものを引っ込めるのは一番ダメかなぁと思って、修正して残しました。

マリモフさんの仰るように、意味がわからないというのはもっともで、このお話に関しては私は意味を求めていません。AKB48みたいなのを哲学者で作ったらちょっと面白いんじゃないかって、それだけを思って書いたので、元々粗いのが更に色々と粗くなりました。反省するしかないです。

それと委員長の言葉ですが、あれは、不勉強な私自身の浅薄な哲学観を語りたくなってしまったんですよ。この企画で色々他人に偉そうに感想つけたりしてるけど、自分自身がそんなに哲学とか色々わかってるのかとか、哲学って何なのかとか、哲学「的」って何なのかってことを数日間ずっと考えてて、じゃあこの企画にそもそもの意味があるのか、とか、その迷いがモロに作品に出てしまったというわけで、己の非力さと精神の脆弱さが悔しいです。考えても詮無いことだとは頭ではわかっていても、どうしても私の中のくそ真面目な何かが納得してくれなくて。ですので、結論から言えば、委員長はそもそも出さない方が良かったと私は思っています。

微妙な面白くなさは、おそらくあまり使い慣れていない上に全くリズムの無い三人称が会話文やあの超くだらないダジャレにマッチしなかったんじゃないかと思ってます。雰囲気が合わないというか。そしてオチがアレなので、できる限り文を短くしようとしたのも良くなかったかなと。加えて、アイドル知識のなさに作りこみの粗さ。なんかもう読んでもらう資格がないようなことばっかしてしまい、猛烈に反省しております。

ただ、足りない点や猛省すべき点が数え切れないくらいに大量にあるのは承知しておりますが、これが今現在の私の実力でしかなくて、私としてはこのお話も、これはこれで私らしくなっていると思っています。私らしいってのが何なのかよくわからないですけど、私自身は納得しています。いつかもっと力つけたら、もう一度このお話に向き合いたいなぁとか思っております。

>笑える点は相変わらずだった
一瞬でも笑いを届けられたら成功だと思っているので、励みになります。
ありがとうございます。

と、色々とすみません。ちょっと色々と悩んじゃってつい。あまり真面目に考えすぎず、最初から最後まで企画を楽しめばよかったな、と今になって思っております。

頂いたお言葉を胸に抱きつつ、精進したいと思います。

えっと、長ったらしく書いてホントごめんなさい。この作者レス自体が自己満足的な部分もあるので、それもまた、反省しています。

最後に、R.マリモフさま、読んでいただき、感想までいただき、本当にありがとうございました。

pass
2010年11月18日(木)17時15分 〓〓〓 N0mWgMiihI 0点
こんにちは.改稿前のが普通に面白かったです.良い感想文を思いつかなくて書きこんでいなかっただけ…
90

pass
2010年11月18日(木)16時37分 R.マリモフ  0点
 どうも、R.マリモフです。

 あえてはっきり言います、意味がわかりません。
 クロードさんの今までの作品は「で、結局何だったんだ?」と思えるオチと過程の作品が主なのですが、作中でのやり取りがおもしろいのでそれはむしろ+点となる要因でした。しかしこの作品ではどういうわけか、それが−点の要因になっているように思えます。
 何でですかね? 主人公のキャラ性のせいなのか、会話文が多いからなのか、ダジャレが多(以下略)……とにかく、素直にそう思いました。具体的に指摘できなくてすみません。

 あと、委員長との会話ですが、委員長のセリフ長すぎません? 主人公が話を理解できないことを示すだけなら多くても3行ぐらいでよかったのでは?

 なんか説教っぽくなっちゃいましたが、笑える点は相変わらずだったので点数はこれで。ではでは。
85

pass
合計 3人 10点


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